2012年11月9日金曜日

ぼかし八掛で三歳の被布

最近復帰したお弟子さんのNさんが

三つのお嬢さんのために

こんな可愛い着物と被布を仕立てました


赤地に色とりどりの蝶々の柄の綸子の小紋です






この被布は なんと大人物のぼかしの八掛をつかって

被布にしました

肩ではいでありますが

わからないです




綿を入れてないので

ピンクの胴裏を羽裏にして

うっすらとピンクが透けて淡い感じになりました






正絹の着物は意外とどっしりと重いので

三歳くらいだと 下に長襦袢を着ないで

肌襦袢をきて着物をきせたほうが

動きやすいし

お子さんも着物をいやがらないと思います。

なので

お袖に長襦袢の袖だけをつけて


おこしはウエストをゴムにして

スカートのようにしました



衿元には半衿を作って

衿に縫い付けて

重なる部分にはマジックテープをつけてあります



半衿は鈴の刺繍柄で

子供用なのですが 三つだとまだ首周りが狭いので

半衿も柄がでるよう真ん中を縫い縮めてあります


ちはるちゃんママはがんばりましたよ!

で 最後のしあげに

ぼかしの八掛にわずかな残り布があったので

こんなかわいいお手提げもできました~





日曜日に七五三詣りだそうです

お天気も昼間はまだもちそうとか

きっとかわいいでしょうね!




2012年10月30日火曜日

男の子の のしめ

このまえは 白に紅絹の比翼の女の子用ののしめをアップしましたが

今度は男の子用です

白生地を青に染めて

ひよくは白で長襦袢のお袖が着物の袖についています





2012年10月15日月曜日

七つのお祝い着

去年の夏ごろに 白生地を染めた記事を書きました

↓こんな色に染まって・・・




まほちゃんから お写真をいただいていたのに

アップできなく

一年遅れで


伊勢山さんへ七五三 詣でにいったそうです

はまっこはだいたい伊勢山さんに・・・

我が家の子供達も

そして 

あたしも伊勢山さんへ行きました

写真も あるはず^^;

そのうちスキャンしてアップしますね







2012年10月14日日曜日

のしめを三歳のお祝い着に。。。



のしめ・・・お宮参りのときに掛ける一つ身の着物です

背中に魔除けの背守りをしてあります








ちょっとピンボケですが紅白の二本の糸で





お宮参りが終わったら 解いてなにか別の着物に仕立替えもできますが

三つのお祝いのときに お袖を縫い直して 着物にすることもできます

のしめのお袖は 大名袖といって 袖口もなく 丸みもついてないので

袖をまるまる縫い直してしまう方法と

このように 袖口を止めるだけの方法とがあります

↓は袖口に 組み紐でつくった飾りと房 そして小さな鈴をつけました







白地で 比翼が赤

清楚でかわいいですよね^^








こんな袖口の飾りを作ったこともあります

こちらは 三つ身の着物の袖口につけました




今 七五三の肩あげ腰あげで忙しいですが

腰あげをしたら なるべく腰ひもをつけてあげたいですよね

でも つけなくていいってお客様いるので ・・・・いつも悩みます


今年の七五三お天気いいといいですね


2012年5月8日火曜日

作務衣に飾りを・・・





で、、、最近 この飾りが気に入って 作務衣にもつけてみました


被布飾り

二部式の 雨コートの被布飾りに こんな飾りをつけてみました

ブログも全然更新してなかったので 

簡単に写真だけアップして・・


2012年2月11日土曜日

訪問着から 絵羽織へ


 幼馴染の裕子さんから

刺繍がとても素敵な訪問着を 羽織に仕立替えを頼まれました。

もうおととしの話ですが・・・






 訪問着は柄が決まっていますから、絵羽織にするには

どうしても どこかで切らなければならないのです。





さて どこで切りましょうか・・・





この素敵な組み紐の柄をいかして





絵羽織に・・・母の楽しみな時間です




上前の前に 房がちらっと見えるようにできました~



羽裏はいろいろ探しまわってようやく見つけた
            
                  裕子さん好みで・・・・



こんな素敵な絵羽織になりました

はぎ目 わかりますか?









2012年1月25日水曜日

振袖から 三つのお祝着へ

紫の絞りの振袖から

三つのお祝着へ仕立て替えです

ぼかしが合うように

わざとお袖丈を長くして

舞妓あげ(お袖の揚げ)をして

ぼかしの色が合うようにしました







↓袖口に組み紐の小さな飾りと鈴をつけました