2011年8月1日月曜日

七五三 

きのう今日と 七歳のお祝い着のお仕立てを承りました。

土曜日には、私の友達の従兄弟さんのお嬢さん まほちゃん 一年生^^


彼女のお父様がお亡くなりになって

いろいろ整理をしていたら 白生地があったので

まほちゃんの七つのお祝いのお着物にすることになりました。


地模様は縦縞に小さな小花の模様で 色は赤にすることにしました

緋色か 柘榴色になるのかな・・・

色見本にはすごく沢山の色があって 同じ赤でも微妙にちがうんです

京都の坂下昌商店さんに染はお願いしました。

こんな風に色見本を付けて送ると、この色に染めてくれます。

が 生地の風合いなどで多少の違いがあるので。。。。それは染め上がってからのお楽しみですね!


そして 今日は

タウンページで探してこられた方で

ご自分の七つのお祝い着を お嬢さんのに仕立て直したくて

仕立て屋さんをいろいろ探したそうですが

ネットや電話で探されて とにかく仕立て屋ってのが全然なかったそうです

それでようやくうちにたどり着いたということで・・・

一式持っていらっしゃいました。

とても綺麗に保存されていたので 多少のシミはありましたが

なんとか かくして きれいに仕上がりそうです。



白地に蝶や糸巻き菊の花など古典柄のとても品のよい一枚でした。

裾回しは きれいな若草色でした。ふきをちょっと太くして仕立てます。

きっとかわいいお着物になると思います!



お婆様が 洗い張りをされて お手入れをちゃんとしてあったので

胴裏も裾回しも 重ね衿も・・・長襦袢も帯も そのまままた使えます。

着物は 大変かもしれませんが

お手入れをきちんとしておくと こんな風に 何代にもわたって着ることができます。

七五三は11月ですが 今はみなさん お写真の前撮りをされるから

早め早めですね・・・


次の一枚は

やはり七歳のお祝い着で、色無地で地模様もなく少し寂しいので

袖口のところにこんな飾りを付けたいとの注文で

リボンと鈴と房をつけてみました。